【整えるという選択 #5】やっぱり、骨なんだ｜OWNER STORY

働くうちに“違和感”や身体の奥深さへの悩みも芽生え始めていきました。

施術をすれば一時的には楽になる。
でも、その変化がキープできる人と、長続きしない人がいる。

人の身体は、一人ひとりまったく違う。
生活習慣も、姿勢も、悩みの根っこも違う。

だけど、全国に３０以上の店舗を持つ大手チェーン店だからこそのカベ。
当時は特に決まったメニューの内容を提供することが決まりでした。
出来る技術があるのに出来ないもどかしさ…

次第に限界を感じるようになっていき、
ふと「これで本当にいいんだろうか？」という思いが湧いてきました。

そんな時私自身がヘルニアを患い、ある衝撃的な施術に出会いました。

驚くことに、肩や腰にはほとんど触れていないのに、
歪みにアプローチされるだけで——

「え、今のなに…？」
と、正直戸惑いを隠せない施術でした。

実はこの技術自体を学んだわけではありません。
でも、その体験があったからこそ——
私は強く思ったのです。

「やっぱり、骨なんだ」

足から整えるという軸を持っていた私にとって、
そこに“骨”という視点が加わったとき、
ようやく本当の意味で、
“根本から整える”ということが見えてきた気がしたんです。

この体験がきっかけとなり、
骨から整える技術を学びたいと考えるようになりました。

その中で、私は美容整骨と出会います。

身体の“奥”にあるものにアプローチする必要性。
その感覚を確信へと変えたのが、骨との出会いでした。
——次のSTORYでは、“見えない歪み”と向き合う想いを綴ります。